匿名希望様 (地域非公開) よりお寄せいただいた体験談
使用魔道具: 真夜中の雪月花 灰血石の引導

なんだかんだありましたが、私自身の心はとてもすっきりしたのでご報告させていただきます。

陰で私を嗤っていたやつの正体がわかりました。

ある時期から仲良くしていたUという女です。

散々私をほめちぎり、これ私子さんに似合うからとやたら高価なコスメやアクセサリー、お洋服を贈ってくるのです。

しかしどれも私には似合いませんでした。仕方ないのでUと会うときに一度だけ着ていったのですが、その姿を隠し撮りしては陰で馬鹿にしていたのです。

それに気づき、問い詰めた時にはすでに広範囲に拡散されており、しばらく人間不信に陥ってしまいました。

こんなくだらないことのために魔道具様のお力をお借りするのもどうかと思いましたが、あまりにも悔しくて真夜中の雪月花の上位版と灰血石の引導をそれぞれお迎えすることにしました。

Uを懲らしめることが目的だったのですが、とんでもないことになってしまい、正直背筋が凍りついてしまいました。

魔道具をお迎えした後、共通の友人IちゃんからLINEが届きました。

Iちゃんとは彼女の結婚式以来です。

現在妊娠中で、漸く悪阻が収まったのでお茶でもしたいねと言って話が止まっていました。

その続きかなと思っていたら、Uが入院したからお見舞いに一緒に行こうというお誘いでした。

気がのらない反面Uがどうなっているのか気になったので勇気を出して一緒に行くことにしました。

病院へ到着し、案内されたのは広い個室でした。

Iちゃんが扉を開けると、包帯を巻いた状態のUと、彼女のお母さんと思われる女性がいました。

挨拶を済ませ、Iちゃんがお見舞いの品と渡し忘れていた誕生日プレゼントをUに渡していました。

この誕生日プレゼントがちょっとした引き金となるのです。

誕生日プレゼントはUが以前から好きだといっていたブランドの靴でした。

私とIちゃんで購入したものです。

プレゼントを見たUがいきなり発狂しだしたのです。

折角のプレゼントを投げつけ、錯乱状態のUをお母さんと思われる女性が抑えつけます。

こりゃまずいと思った私はUのところへ近寄りナースコールを鳴らします。

発狂を続けるUを抑えながらお母さんは私とIちゃんをこともあろうに最低呼ばわりしてきたのです。

ここで私たちは察するのです。

Uが事故で入院しているのはIちゃんから聞いていて知っていました。

しかし、脚まで失っているとまでは思ってもいませんでした。

しかも両脚。

両脚失った状態でプレゼントだよって言って大好きなブランドの靴を渡されても履けないんじゃ意味ないですよね。

因みにIちゃんは投げつけられた靴のヒールにより頭を怪我してしまいました。

私は呆然とするIちゃんを引きずるように病室を出ると、駆けつけてきた看護師さんに「○○号室の患者さんが暴れています。そしてそのせいで彼女が頭を怪我したので治療をお願いします」とだけIちゃんを看護師さんに預けてロビーで待つことにしました。

だって一人じゃないとにやけることもできないでしょ?

長年人を笑いものにしてきた代償が両脚切断だなんて重すぎると思いつつ、スカッとしました!

現に私は傷つきましたからね。

その後意気消沈するIちゃんをなんとか支えつつ頭の中はお二人にご報告することが楽しみで仕方がありませんでした。

つたない文章ですが、こうしてご報告できてよかったです。本当にありがとうございました。

これ以外にもたくさん嫌な人間関係に直面することがあると思いますが、魔道具様たちと乗り切っていきます。